認知症対応型共同生活介護(グループホーム)

この記事の目次
  1. 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)とは
  2. 認知症の人が必要な介助を受けながら共同生活する場所です
  3. 役割を持ち、出来ることを行って、症状の進行を緩やかにします
  4. グループホームの入所条件や設備、費用について
  5. 入所条件について
  6. すべてを介助するのではなく、出来ることは自分で行う生活
  7. グループホームの選び方
  8. 実際に施設に行き見学をしてみましょう
  9. 施設の料金など、分からない事ははっきり聞く

認知症対応型共同生活介護(グループホーム)とは

認知症の人が必要な介助を受けながら共同生活する場所です

認知症対応型共同生活介護とは、グループホームと呼ばれる地域密着型サービス事業の1つです。 1ユニット9人までの少人数で、入浴や食事、排せつなどの介助を受けながら共同生活を行ったり、機能訓練を行っています。

認知症のため日常生活に支障がみられるようになった人でも、家庭にいるような環境の中で、近隣の住民とも関わり合いながら、精神的に安定した生活が送れるように支援されるもので、平成29年度時点で13,397施設あります。

役割を持ち、出来ることを行って、症状の進行を緩やかにします

認知症によっては、集団になることで不穏になってしまう共同生活に向かないタイプもありますが、集団でいる方が安心出来る人が多いとされるアルツハイマー型には最適な施設と言えます。ケアが必要な部分は、個人の人格を尊重しながら行われ、料理や掃除などは皆と協力し合いながら生活します。役割を持ちみんなと協力し合うことで、症状の進行を遅らせる場合もあります。

グループホームの入所条件や設備、費用について

入所条件について

介護保険で要支援1を省く、要支援2以上の介護認定を受けた認知症の人が入所対象です。認知症であるという医師の診断書も必要となります。ただし、治療を優先すれば改善が可能な、急性の疾患による認知症である場合は入所できません。

また地域密着型のサービスなので、その地域に住んでいる(住民票がある)ことも必要になります。医療的ケアが必要な持病があったりする場合は、施設判断により入所できない場合があります。

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すべてを介助するのではなく、出来ることは自分で行う生活

グループホームによって1日の流れは異なります。入浴は午前中か昼食後に行っている所が多く見られます。着替えや洗面、入浴、排せつなどに介助が必要な人には、介助が行われますが、食事の準備や後片付け、掃除や洗濯などは、出来るだけ入居者も一緒に行います。とはいえ、無理強いされることはありません。出来る範囲の事をみんなで協力し合うという生活になっています。

グループホームの選び方

実際に施設に行き見学をしてみましょう

どんな施設でどんな対応をしているかを、家族が実際に見て、本人に合っているかを考えてみてください。安心して生活が出来ているかを知るには、そこで暮らしている入居者をご覧になってください。リビングなどで寛いでいるだけで、職員がいなかったり、汚物の臭いが充満していたりしないかなどで、職員の対応がわかります。

施設の料金など、分からない事ははっきり聞く

料金は施設の設備や部屋の状態で全く異なり、また、日常生活費には含まれないで自費となるものあるため、始めに聞いていたものよりずっと高額になってしまう場合もあります。月にいくら必要かなど、分からないことがあれば、はっきり聞くことが大事です。

また空き部屋や待機者状況を確認しましょう。市町村などでは、定員や空室、待機者リストなどを所有している場合もありますので、問合わせてみましょう。


参考文献:1)厚生労働省 介護事業所・生活関連情報検索 (2019年12月10日アクセス)


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