認知症の幻視がきっかけの「人間賛歌」、来月上映
2016年6月13日
悩み葛藤する母娘の「あったかもしれない別の人生」とは
埼玉県で7月に開催される「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016」のオープニング作品に、レビー小体型認知症を発症した母と、女優であるその娘との葛藤を描いた映画「話す犬を、放す」が上映されることが発表された。
「話す犬を、放す」は、女優としてのキャリアに行き詰まる娘と、認知症を発症し、かつての飼い犬の幻視に悩む母の物語。
2人の葛藤を通して、あったかもしれない「もう一つの人生」を思い描いたことのある人全てに贈る、ユーモアと涙で寄り添う人間賛歌。
映画祭が主体となって製作されたこの映画は、若手監督の熊谷まどか氏を抜てきし、娘役をつみきみほ、母親役を田島令子が演じる。
「心を込めて作った、クスッと笑えるコメディ」
監督の熊谷まどか氏は記者発表で、この作品は、
レビー小体型認知症を扱っているが、自分ではクスッと笑えるコメディだと思っている。心を込めて作った作品
(プレスリリースより)
と述べている。
上映日時と会場は、7月16日(土)14:30から川口市の「SKIPシティ」、7月17日(日)11:00からさいたま市の「彩の国さいたま芸術劇場」、7月18日(月・祝)11:00から鴻巣市の「こうのすシネマ」で。
映画祭は2016年7月16日(土)から7月24日(日)までの9日間開催される。
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レビー小体型認知症とは
▼外部リンク
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016
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