若年性認知症2000人を支援したい!埼玉県庁がモデル事業者の公募を開始
2016年4月1日
埼玉県内の若年性認知症対応デイサービスの現状
埼玉県庁は3月30日、若年性認知症のデイサービスについて運営のノウハウを蓄積するため、モデル事業を実施することとし、公募を開始した。
埼玉県内には、約2000人の若年性認知症の人がいるが、現在、若年性認知症の特性に応じた介護保険サービスを提供する通所介護(デイサービス)等の事業所がない。
モデル事業の内容、選定される事業者数、補助金上限額は
同事業は、通所介護サービス(デイサービス)の形態で実施し、若年性認知症の人の社会参加を促し、かつ若年性認知症の人の家族に対する支援に資する事業を週に1日以上行うこと、とされている。
事業の補助限度額は、1事業所当たり209万7000円。
企画提案書の受付期間は、同日から4月18日(月曜日)の午後5時15分まで。
モデル事業者は2事業者を予定し、5月上旬に決定して通知される。
応募資格は、さいたま市を除く埼玉県内(さいたま市を除く)で介護保険法で規定される通所介護または認知症対応型通所介護の事業所を設置する事業者で、かつ平成28年4月1日時点で1年以上事業を営んでいる実績があること。
また介護保険法の改正により平成28年4月1日から同法第8条17項に規定される「地域密着型通所介護」の事業者についても、同事業への応募資格を満たすものとしている。
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若年性認知症とは
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