独自のマシンは認知症予防にも期待~「十坪ジム用賀」で女性向け新サービス

2016年4月15日

トレーニングマシン「認知行動型」とは?

「十坪(とつぼ)ジム」を運営するQOY合同会社(クオイ)は3月30日、「十坪ジム用賀」で「マタニティープログラム」「女性専用クラス」という女性向けの2つの新サービスを4月1日から提供開始すると発表した。

これらのサービス拡充を支えるのが、同ジムで使用する「認知動作型トレーニングマシン」と呼ばれる独自のマシンである。

「十坪ジム」は、ボディインナーマッスルや骨盤低筋群などの体感深部筋を鍛える効果のある「スプリントトレーニングマシン」「車軸移動式スプリントパワーバイク」などといった、自重を自らコントロールするタイプのトレーニングマシンを導入している。

クオイは、小林寛道東大名誉教授が理事長を務める「NPO法人東大スポーツ健康マネジメント研究会」と提携し「十坪ジム」を運営している。

その小林氏が考案した、「認知動作型トレーニング」に基づき、導入されたのがこれらのマシンである。

マシンの効果、ジム会員の年齢層に特長が

東京大学で実施した脳の酸素量を測定する実験では、認知動作型トレーニングマシンを用いた場合、一般的なマシンに比べ、脳にたくさんの酸素が回り、脳の活性化につながることが明らかになった。現在、認知症予防や認知症の進行速度を落とすなどの効果が期待され、研究が進んでいる。

「十坪ジム」は、全会員のうち65歳以上が6割以上で、高齢者中心のジムとして認知されつつある。

またクオイでは、現在運営する「十坪ジム経堂」および「十坪ジム用賀」についで、東京・港区に「十坪ジム浜松町」の開設へ向けて準備を開始している。

(画像はプレスリリースより)

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▼外部リンク
QOY 合同会社のプレスリリース

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