認知症の疑いのホームレス高齢者増。世界の医療団報告会

2016年1月9日

2015年度活動報告会

12月8日、「世界の医療団2015年度活動報告会」がBNPパリバ証券株式会社のセミナールームで開催され、世界の医療団日本が今年活動した国内外の各プロジェクトについての報告が行われた。

「東京プロジェクト」

まず、ホームレスとなっている人の精神と生活の向上をはかる「東京プロジェクト」に関する報告が行われた。報告では、医療相談所やシェルターを利用する人のそれまでの経緯を読み取った結果、若年層・女性・高齢者の中で認知症の疑いがある人が増えてきているという。そのため、今後は認知症の疑いのある人の支援をすすめ、日本においても先駆けとなるこの活動の成果を、国内にとどまらず海外にも届けていくという。

他にも活動の報告が多数

さらに、福島そうそうプロジェクトやスマイル作戦という名の形成外科手術が必要であるにもかかわらず叶わない患者を対象とし手術を行う国外のプロジェクト、並びにラオス小児医療プロジェクトの報告が行われている。また、世界の医療団のファンドレイジング活動についての報告も行われた。

世界の医療団は、今後の抱負として活動内容のいっそうの理解を求めるとし、想いを共有する支援者の交流の場となるような会の企画を宣誓し支援を求めた。

(画像はプレスリリースより)

▼関連記事
認知症予防法についてはこちらで紹介

▼外部リンク
「世界の医療団2015年度活動報告会」レポート

【この記事を読んだ方へのおすすめ記事】

このページの
上へ戻る