「認知症サポーターのいるお店」を増やそう!登録事業開始【北海道北見市】
2015年6月1日
北見市が認知症になっても住みやすい地域づくり
北海道北見市は、「認知症サポーターのいるお店登録事業」を行い、登録事業所へ専用ステッカーを配布した。地域全体で、認知症患者が住み慣れた地域で安心した暮らすことができる街づくりを目指す。
認知症サポーター養成講座を受講
北見市は、「認知症サポーターのいるお店」に登録した事業所を介護福祉課のホームページで紹介し、だれにでも分かるように専用のステッカーを作成して、登録事業所に配布した。
「認知症サポーターのいるお店」になる条件は、「認知症サポーター」が窓口や店舗で対応する従業員の1割以上在籍している必要。「認知症サポーター」は、認知症に対して正しい知識や対応の仕方を理解する「認知症サポーター養成講座」を受講することで資格が取れる。
対象なるお店は、銀行、商店、スーパー、コンビニなどの企業や団体、郵便局、警察や公共交通機関など、様々な業種のお店が対象となる。現在、銀行や薬局など6店舗が「認知症サポーターのいるお店」として登録している。
地域ぐるみで認知症を見守る
北見市は、「認知症サポーター養成講座」を地域や団体、企業からの依頼で出前講座を開催している。また、市で開催する「認知症サポーター養成講座」は、広報で紹介している。
「認知症サポーターのいるお店」が増加することで、認知症患者とその家族が安心して暮らせる地域づくりができる。「認知症サポーターのいるお店」への登録は、北見市介護福祉課へ登録用紙を提出する必要がある。
(画像はプレスリリースより)
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