新しい認知症ケアとして「ドッグセラピー」に注目集まる

2015年6月2日

犬を通じて介護に役立てる

内閣府認証NPO法人「日本アニマルセラピー協会」の活動内容や、ドッグセラピーについて、5月20日、フジテレビの「みんなのニュース」で特集が放送された。

認知症介護の情報を提供している認知症ONLINEでも、犬との触れあいを通じて、介護高齢者ドッグセラピー普及協会の「ドッグセラピー」を紹介するなど、現在、「ドッグセラピー」に注目が集まっている。

「ドッグセラピー」は、アニマルセラピーの1種として、犬との触れあいを通じて心身のリハビリと治療を目的としたセラピーで、コミュニケーションをはかり、症状の改善を行う。

犬に癒やされる

介護施設に入所している認知症高齢者に対して、個別にドッグセラピーを行ったら、認知症の症状緩和に効果が出ることがあるという。

セラピー犬と触れることで、癒やし以上の効果が現れるためだ。セラピー犬と触れあうことで、高齢者が、「この子を守ってあげたい」と自発的に使命感がうまれ、認知症に効果が見られる。また、ストレスに対する数値が下がる効果も見られ、認知症に効果が期待できるとしている。

アニマルセラピーの普及を願い

日本アニマルセラピー協会は、2007年に神奈川県で設立され、アニマルセラピストの育成や介護施設、養護施設、小学校・幼稚園の訪問活動を中心に活動を行っている。

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