記載台まで付いて行き、認知症男性に投票を強要。公職選挙法違反で男を逮捕

2015年5月18日

認知症男性に市議会選挙での投票を強要

4月26日に投開票が行われた、東京都小平市議会選挙にて認知症の男性に投票を強要したとして、市議に出馬して最下位(179票)で落選した男が警視庁に逮捕されたことがわかった。

容疑者は容疑を否認している

男は小平市在住の小方蔵人容疑者、73歳。市議選には無所属新人で立候補しており、職業は自称、環境研究者だという。容疑は公職選挙法違反の投票干渉の疑いだが、容疑者は「でっちあげだ」と容疑は認めていないという。

どのように投票させたのか?

投票を強要されたのは80歳代の認知症の男性で、容疑者の知人だという。4月26日に、容疑者は男性の自宅に行き、男性の家族から投票用紙を受け取ったあと、車に乗って男性と投票所に行ったとのことだ。

投票所では、受付をしたあとに記載台にまで容疑者が付いてきたため、スタッフが注意したが拒否されたという。そして、容疑者が男性に自分が写った選挙運動用のポスターを示し、「小方と書いて」などと自分の名前を書くように投票を誘導しようとした。その様子を投票所のスタッフが発見し、小平署に通報して不正が発覚した。

(画像は警視庁小平警察署ホームページより)

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警視庁小平警察署


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