「安心介護」と象印マホービン、見守りサービスの認知拡大を促進
「みまもりほっとライン」のニーズを確認
株式会社エス・エム・エス(東京都港区)は、同社が運営する介護で悩む人向けコミュニティ「安心介護」(URL:https://i.ansinkaigo.jp/)会員を対象に、象印マホービン株式会社(大阪府大阪市)と共に、見守りサービスの認知度向上施策を実施しました。
社会背景
超高齢社会の進行に伴い、日本の高齢者世帯数は増加の一途をたどっています。2000年に約366万世帯だった高齢夫婦世帯数(※1)は20年間で約1.7倍の約653万世帯、約303万世帯だった高齢単独世帯数は20年間で約2.2倍の約671万世帯となりました(※2)。
高齢者世帯の増加に伴い、「離れて暮らす高齢者の安否確認をしたい」「家族不在時の事故に備えたい」「プライバシーに配慮しつつ生活を見守りたい」といったさまざまな介護家族のニーズに応えるため、見守りサービスの提供事業者はカメラ型、センサー型、宅配型、会話型など、サービスを多様化させてきました。
安心介護の見守りサービスに関する取り組みについて
介護の困りごとは、制度やサービス、介護の方法がわからないといったことから、住まい、食、お金、終活まで多岐にわたります。エス・エム・エスでは、2009年6月より、介護で悩む人向けコミュニティ「安心介護」を提供しています。
「安心介護」は、介護に関する質問を専門家に直接聞くことができるQ&Aや、介護者同士で意見交換や悩み共有ができる繋がりの場、介護に関する知識についての記事を提供しており、介護のストレスや不安の解消をサポートしています。介護家族へのサポートを行うとともに、介護家族の意見を集約するアンケート調査も行っており、会員に向けたブランドごとの認知度や購入経路の調査なども実施可能です。
「安心介護」が2023年7月に行った見守りサービスに関する実態調査では、介護家族の48.6%が見守りサービスに「関心がある」と回答しました。見守りについても全体の36.2%が「悩みあり」と回答しており、被介護者の見守りについて悩みや関心はある様子がうかがえる一方で、見守りサービスの利用率は5.0%でした(※3)。
利用したことがない、もしくは利用を取りやめた理由は、「見守りサービスがどのようなものかよくわからないから(31.0%)」が最多であったことから、介護家族の見守りに関する悩みの解消には、見守りサービスに関する情報の提供が重要なのではないかと考えています。
象印マホービンとの施策について
象印マホービンは通信機能をもった電気ポットを離れて暮らす親が毎日使うだけで、さりげなく安否を確認できる「みまもりほっとライン」サービスを提供しています。本施策は象印マホービンの依頼を受け、「安心介護」が会員向けに見守りサービスおよびみまもりほっとラインの認知度拡大を目的とした「見守りサービスに関してのコンテンツ制作」および、商品開発のインサイトを得るための「見守りサービスに関しての調査」を行ったものです。
コンテンツ制作では、ケアマネジャーの視点でフレイルの発見や見守りサービス、親の見守りについての重要なポイントを解説しています。また、象印マホービンの「みまもりほっとライン」で行う日常的な見守りの有効性を感じられるストーリーや日常的にポットを使うためのレシピを公開しています。
「安心介護」会員へのアンケートでは、介護家族の9割が「転倒などの突発的な事故や急病」を心配し、日常的に見守りたいというニーズが確認できました。また、見守る側も見守られる側も負担なく導入できることを重視したいということも明らかになっています。
【制作コンテンツ】
・さまざまなタイプが登場する「見守りサービス」でシニアの負担が少ないものは?(2024年10月2日公開)
https://i.ansinkaigo.jp/knowledge/mimamori_hotline
・現代の親子が見直したい「本当の見守り」とは ~”元気です”の向こう側にあるもの(2025年2月12日公開)
https://i.ansinkaigo.jp/knowledge/mimamori_hotline_202502
・離れて暮らす親の暮らしにそっと寄り添う。やさしい見守りの始め方(2025年9月29日公開)
https://i.ansinkaigo.jp/knowledge/mimamori_hotline_202509
【主な調査結果】
1.離れて暮らす家族について、介護家族の9割が「転倒などの突発的な事故や急病」を心配
突発的なトラブルがあった際に、様子を確認したいというニーズが予想された。
Q.現在、離れて暮らすご家族(親など)のことで、あなたが心配に感じていることは次のうちどれですか?上位3つまで選択してください(対象者:被介護者が施設入所しておらず、かつ、別居している介護家族)(n=823)(調査期間:2025年9月27日(土)~2025年10月30日(木))
2.見守りサービスの必要なタイミングは「特に困っていなくても、日頃の安心感が欲しい時(33.8%)」が最多
健康状態の悪化や介護の必要性に関わらず、日常的に見守りたいというニーズがうかがえる。
Q.見守りサービスはどのようなタイミングで必要になると思いますか?(対象者:介護家族)(n=742)(調査期間:2025年2月4日(火)~3月14日(金))
3.負担を感じずに見守りサービスを利用するため重要なことは「見守る側も負担なく続けられるような形(57.1%)」が最多
次点は「日常生活に溶け込むような自然な形(30.7%)」であり、既存の生活の中に無理なく取り入れることの必要性が垣間見えた。
Q.「見守り」について、どのような形なら負担に感じず利用できそうですか?(対象者:介護家族)(n=742)(調査期間:2025年2月4日(火)~3月14日(金))
4.見守りサービス導入の際に重視する点は「本人が機器の操作などを覚える必要がない、簡単なこと(79.0%)」が最多
次点は「緊急時にボタン一つで通報・駆けつけ要請ができること(70.6%)」であり、被介護者本人に負担をかけない見守りと、緊急時に迅速な対応ができる仕組みが、介護家族にとって重視される要素であることが明らかになった。
Q.ご自身がもし見守りサービスを導入するとしたら、どのような点を最も重視しますか。上位3つまで選択してください(対象者:介護家族)(n=1,395)(調査期間:2025年9月27日(土)~2025年10月30日(木))
調査概要
– 調査方法:インターネット調査
– 調査対象:家族に要介護者を抱える20~70代男女
(調査の詳細に関しては別途資料がありますので、お問い合わせください)
(小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります)
安心介護では、会員を対象に介護に関連したコンテンツ制作やアンケート調査を行うことが可能です。
・お問い合わせフォーム:https://i.ansinkaigo.jp/inquiry/user/new
・mail:info@ansinkaigo.jp
関係者コメント
「安心介護」担当者 本田さんのコメント
「今回の象印マホービン様との取り組みは、超高齢社会における介護家族の「日常的な見守りニーズ」と、そのための「負担なく利用できるサービス」への関心の高さを浮き彫りにしました。安心介護では、今後も介護家族の生の声を集約し、生活者に寄り添った製品やサービスの認知拡大支援を通じて、高齢社会の課題解決に貢献してまいります。」
象印マホービン担当者 樋川さんのコメント
「高齢者の問題に対して関心を持たれている方が多くアクセスする「安心介護」様のサイトにて、弊社みまもりほっとラインの記事を掲載していただくことで、本当に必要な方にリーチできる媒体として弊社においてもお客様においても良いタッチポイントになっているものと存じます。本サービスの歴史は24年となっていますが、まだまだご存知いただいていない方が多い為、これからも認知度を高めるための施策を増やしていこうと考えています。」
※1:夫65歳以上・妻60歳以上の夫婦のみの世帯
※2:総務省「国勢調査 時系列データ 世帯」(https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003410428,https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003410427)を元に当社集計
※3:「見守りサービスに関する実態調査(2023年7月 当社調べ)」(https://www.bm-sms.co.jp/news-press/prs_20230720_ansinkaigo_research/)より
※文頭写真はイメージ、文中写真はプレスリリースより
▼外部リンク
介護コミュニティ「安心介護」、象印マホービンとの取り組みで高齢者見守りサービスの認知拡大を促進。会員データベース活用による企業向けコンテンツ制作・実態調査の実績公開
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