新刊『工藤さんが教える 遠距離介護73のヒント』

2025年12月2日

遠距離だからこそできる介護の実践ヒント集

株式会社翔泳社(東京都新宿区)から、書籍『工藤さんが教える 遠距離介護73のヒント』(工藤広伸/著)が発売されました。本書は、離れて暮らす親の介護に不安を抱える人に向けて、13年以上の遠距離介護を実践する著者が厳選した73のヒントを紹介する1冊です。

いわゆる「団塊ジュニア世代」も50代を迎え、高齢の親の介護問題に直面するケースが増えています。特に離れて暮らしている場合は「親に何かあっても、すぐに駆けつけられない」といった不安を抱える人が多いでしょう。けれども、短絡的に「親を呼び寄せる」「離職し地元へ帰る」といった決断をしてしまうと、双方にとって良い結果を生まない場合もあります。

本書は、40歳から13年以上東京と岩手の「遠距離介護」を実践する介護作家・ブロガーの工藤広伸氏が、「介護を始める前に知りたかった」73のヒントを厳選して紹介します。最初にやるべきことから、親の見守り方、お金の話、介護のプロへの頼り方、さらには疲弊しないためのコツやメンタル面のケアまで、幅広いトピックスについてのノウハウが凝縮されています。

参考になるリアルな著者自身のエピソード「工藤家の場合」もたっぷり収録。それはあなたの実家の少し先の未来の姿かもしれません。目次から必要な情報だけをさっと確認することもできるので、忙しい人でも無理なく読むことができます。

▼こんな人におすすめ
・親はまだ元気だけど、この先が不安
・そろそろ親の介護が始まりそう
・一人っ子で、周りに頼れる人がいない…
・呼び寄せるべきか施設がいいのか、わからない
・何から手をつけていいか、わからない
・必要なところだけ、さくっと読みたい
・リアルなところを知りたい
・具体的な根拠も知りたい

新刊記念イベントも開催

本書の発売を記念して、2025年12月13日(土)に著者が出演するトークイベントがフラヌール書店(東京品川区・不動前)とオンラインで同時開催されます。前半は工藤さんのインタビュー、後半は参加者さんを交えての雑談会です。参加費は1,500円(書籍付きは3,000円)です。詳細やお申込みは下記よりお願いします。

【新刊記念イベント】工藤さんに「直接」聞いてみよう! 介護するココロをやわらかくするヒント
https://harukara-reading.stores.jp/items/68e1e5c840aa62e0559124ac
※本イベントについての問い合わせは上記よりお願いいたします

目次

第1章 最初にこれだけ考えておく
第2章 4つの見守りとやっておきたい対策
第3章 介護保険サービスの使い方
第4章 移動負担が軽くなる実践術
第5章 ムリなく遠距離介護を続けるコツ

著者プロフィール

工藤 広伸(くどう ひろのぶ)
介護作家・ブロガー。1972年、岩手県盛岡市生まれ。2012年、40歳のときに認知症の祖母と母のダブル遠距離介護がはじまり、介護離職。その後、介護ブログを立ち上げ独立。新聞やWebメディアなどでの執筆活動を中心に、大手企業や全国の自治体で講演活動をしながら、現在も岩手の実家と東京を片道5時間かけて行き来している。途中、悪性リンパ腫の父も介護し、看取る。独自の介護の工夫やノウハウが、NHK「ニュース7」「おはよう日本」「あさイチ」など、多数のメディアで紹介される。『親が認知症!?離れて暮らす親の介護・見守り・お金のこと』『親の見守り・介護をラクにする道具・アイデア・考えること』(翔泳社)など著書多数。

※写真はプレスリリースより

▼外部リンク
『工藤さんが教える 遠距離介護73のヒント』翔泳社公式サイト


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