シニア世代「認知症に対する意識と行動」調査
政府が「新しい認知症観」を発表
国内最大級(会員数40万人※)のシニア向けコミュニティサービス『趣味人倶楽部』(しゅみーとくらぶ)を運営する株式会社オースタンス(東京都渋谷区)は、政府の「新しい認知症観」発表に伴い、シニアを対象にした「認知症に対する意識と行動」実態調査レポートをリリースしました。65歳以上のシニア約1400名を対象に、認知症に対してどのような意識を持ち、具体的な行動を取っているのか調査したものです。
高齢者の約3.6人に1人が認知症、又はその予備軍とも言える社会を迎える中、政府は12月3日、認知症になってからも自分らしく、希望を持って生きるという考え方である「新しい認知症観」と、その実現に向けた基本計画を発表しました。
65歳以上で認知症予防を意識的にしているのはわずか37.7%
「新しい認知症観」では、認知症の人を単に「支える対象」とし捉えるのではなく、認知症の人を含めた国民一人ひとりが「尊厳のある人」であり、住み慣れた地域で仲間とつながりながら、役割を果たし、自分らしく暮らすために共に支え合って生きることが重要であるとしています。
そこで、約40万人のシニア・中高年の方々が交流するコミュニティサービス趣味人倶楽部を運営する株式会社オースタンスは、65歳以上のシニア約1400名を対象に、認知症に対してどのような意識を持ち、具体的な行動を取っているのか調査を実施しました。
結果として、6割以上のシニアが認知症予防の必要性を感じているが、実際に認知症予防の対策を行なっているシニアは37.7%に留まる結果となりました。また、実際の行動に移せない理由として「対策方法がわからない」「効果のある対策方法がない」と感じていることも今回の調査で判明しました。
調査サマリ
・自身の認知症予防の必要性を感じているシニアは61.4%。
・日頃から認知症予防のために意識して実践していることはありますかという質問に対して、62%が行なっていないと回答。
・認知症予防が必要を感じているものの、対策できていない人の理由は「何をしていいかわからない」が69.4%。次いで「効果のある対策方法がない」と考えているシニアが27.9%。
詳しい調査結果は下記外部リンクよりご覧下さい。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
【政府が「新しい認知症観」を発表】65歳以上のシニアで認知症予防を意識的にしているのはわずか37.7%!~シニア世代「認知症に対する意識と行動」調査~
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