新刊『老害脳』発売

2024年10月31日

「老害」と呼ばれる行動の原因と対策

株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン(東京都千代田区)から、『老害脳』(加藤俊徳著)が発売されました。1万人以上の脳を診断してきた脳内科医・加藤俊徳氏が、「老害」と呼ばれる行動の原因とその対策を、最新の脳科学の視点から解明した一冊です。

人はなぜ「老害」になってしまうのでしょうか? 脳科学的に見た「老害」のタイプやその兆候、さらには「老害」が人や組織、社会に与える影響について詳しく解説しています。また、「老害」に直面した際の対策や、自身の老害化を防ぐための予防策も幅広く紹介、老害進行度チェックテストも掲載されています。

目次

第1章 社会と人を疲弊させる「老害」
第2章 「老害脳」と認知症 ── 「高齢化先進国」日本の進む道とは
第3章 あなたはもう「老害脳」の兆候が出ている!
第4章 「老害脳」を予防し、回復するための脳番地強化テクニック
第5章 「老害脳」から自分を守る脳番地テクニック

やっかいな「老害」行為……実は脳の働きが引き起こしていた!?

<はじめにより抜粋>
あなたの周りにこんな人はいませんか?
・他人の意見を受け入れず、一方的に自分の意見を主張し続ける人
・SNSで自分の価値観を押しつけるコメントをする人
・「こんなものくだらない」「どうせダメだ」など、自分の知らないことや新しいものに否定的な態度を取る人
・店員にやっかいなクレームを付けたり、突然大声で怒鳴り出す客
・飲み会で長々とお説教や昔の武勇伝を語る先輩社員

「いるいる! そんな人」と共感される方も多いのではないでしょうか。あるいは、具体的な顔が思い浮かび、嫌な記憶が蘇る方もいるかもしれません。
これらは、いわゆる「老害」行為と呼ばれるもので、主に年長者が年下に対して行うことが多いです。理不尽に大声で怒鳴ったり、自分の考えを絶対視して押しつけたり、他人の意見を聞こうとしなかったり……。このような「老害」エピソードは、さまざまな場所で頻繁に発生し、日常生活だけでなく、ときにはニュースになったり、ネットを賑わせたりしています。
(中略)
「老害」を引き起こす人は、もともとそういう性格だと思われがちですが、実はそうではありません。脳の働きが原因なのです。先に述べた「老害」的な行動の数々は、多くの場合、脳機能の変化によって引き起こされていると考えられます。

最新脳科学が明かす「老害脳」の真実

それでは、どうすると人は「老害」になってしまうのでしょうか?
本書では、最新の脳科学の知見から、「老害脳」化が進んでしまう意外な原因などを明らかにしています。
【老害脳化の意外な事実】
リモートワークの普及で「老害脳」化のリスクが増加?
短時間で質の悪い睡眠が「老害脳」化の原因に
脳の中年期は45~75歳! 40代から対策を
高学歴ほど陥りやすい? 意外な「老害脳」のリスク

著者プロフィール

加藤俊徳(かとう・としのり)
脳内科医、医学博士。加藤プラチナクリニック院長。株式会社「脳の学校」代表。
昭和大学客員教授。脳科学・MRI脳画像診断の専門家。脳番地トレーニング、脳活性助詞強調おんどく法を開発・普及。1995年から2001年まで米ミネソタ大学放射線科でアルツハイマー病やMRI脳画像の研究に従事。現在、加藤式MRI脳画像診断法(脳相及び脳個性診断)を用いて、小児から超高齢者まで1万人以上を診断・治療。脳の成長段階、強み弱みを診断し、学習指導、適職相談など薬だけに頼らない脳が良くなる治療を行う。著書に、『1万人の脳を見た名医が教える すごい左利き』(ダイヤモンド社)、『一生頭がよくなり続ける もっとすごい脳の使い方』(サンマーク出版)など多数。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク
《老害進行度チェックテスト付き》なぜ人は「老害」になってしまうのか?最新の脳科学が明らかにする意外な真実!脳内科医でベストセラー著者、加藤俊徳氏による最新刊『老害脳』が発売


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