若年性アルツハイマーに対応した遺伝子検査キットを新たに発表

2024年8月29日

早期発見と予防の新たな一歩

法科学鑑定研究所株式会社(東京都小金井市)は、若年性アルツハイマー病の早期発見と予防を支援するための、リスク評価に特化した遺伝子検査キットを新たに開発しました。

若年性アルツハイマー病は、65歳未満で発症するアルツハイマー型認知症で、進行が速いのが特徴です。この病気は、記憶障害や認知機能の低下だけでなく、行動や感情の変化も引き起こし、生活の質に大きな影響を与えることがあります。進行が早いため、早期の診断と対策が不可欠ですが、初期段階ではうつ病や不安感と似た症状が多いため、診断が遅れることが多いのが現状です。

法科学鑑定研究所では、これまでにも自宅で検体を採取できるキットや、医療用に特化したキットを提供してきました。今回発表する新しい遺伝子検査キットの特徴は次のとおりです。

〈遺伝子リスク評価〉
特定の遺伝子マーカーを解析することで、若年性アルツハイマー病の発症リスクを評価します。これにより、病気の発症を予測し、早期の対応が可能になります。
〈簡便な検査プロセス〉
自宅で簡単に検体を採取できるキットを採用しており、手間をかけずに正確な結果を得ることができます。検査の過程は非常にシンプルで、ユーザーに負担をかけることなく利用できます。
〈専門的な結果解析〉
検査結果は法科学鑑定研究所の専門チームによって詳細に解析され、個別のリスクに応じたアドバイスやサポートが提供されます。結果についての理解を深め、適切な対策を講じるための情報が提供されます。

若年性アルツハイマー病への対応と期待される効果

若年性アルツハイマー病は、症状が進行するスピードが速く、早期発見が難しいことから、遺伝子検査を利用することでリスクを把握し、早期に対策を講じることが重要です。この新しいキットは、リスク評価だけでなく、予防的な健康管理を支援するための有力なツールとなります。患者やその家族に対して、適切な情報提供とサポートを行い、生活の質の向上に寄与することが期待されています。

詳しくは下記外部リンクよりご覧ください。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク
若年性アルツハイマーに対応した遺伝子検査キットを新たに発表 法科学鑑定研究所


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