東北大発認知症対策プログラム、卓球スクールのタクティブと提携
東北大発AI認知症対策プログラム
認知症対策プログラム「BrainSuite®(ブレーンスイート)」を開発・提供する、株式会社CogSmart(東京都千代田区)は9月28日、卓球スクールを展開する株式会社タクティブ(東京都港区)と事業提携契約を締結しました。
「BrainSuite®」は、東北大学加齢医学研究所による脳医学研究の成果をもとに、AIテクノロジーによる認知機能低下リスク分析と対策アドバイスを可能にした脳ドック用ソフトウェアです。
認知症で最も多いアルツハイマー型認知症は、遺伝的素因のみならず、食事、運動、睡眠、ストレスなどの生活習慣要因が重なって発症する、いわば「生活習慣病」であることが判っています。最新の研究では、個人の生活習慣などの改善や努力で変えられる認知症リスク要因は、おおよそ40%を占めると言われています(Lancet. 2020 Aug 8;396(10248):413-446)
アルツハイマー型認知症は、顕著な脳萎縮を特徴としており、脳の中でも海馬の萎縮は早い人では30代から始まり、生活習慣要因によっては加齢性変化以上に萎縮が加速します。認知症予防を効果的に考える場合、30代や40代といった早期段階から生活改善をスタートすることが非常に大切です。
「生涯健康脳」の実現を最新の脳医学の観点からサポート
「BrainSuite®」は、頭部MR画像のAI解析技術等を利用することで海馬の体積や萎縮程度を測定・評価し、同性・同世代と比較した脳の健康状態を可視化します。受診者にはBrainSuite®専用My Pageが用意され、脳の健康維持・改善方法についてアドバイスを提供します。30代から70代の幅広い年齢層を対象に「生涯健康脳」の実現を最新の脳医学の観点からサポートする認知症対策プログラムです。
今回、CogSmartは、「脳の健康」に対する意識向上を積極的に推進する活動の一環として、幅広い世代の会員を有するタクティブ社との事業提携に至りました。今後は、タクティブ社との間で、身体と脳の健康づくりに繋がる取り組みを進め、互いのサービスの品質向上や認知度向上を進めていく予定です。
(画像はプレスリリースより)
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株式会社タクティブとの事業提携開始のお知らせ
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