小学館から『わすれないでね ずっと だいすき』発売

2022年9月7日

イギリス発のおばあちゃんと孫の愛の物語

小学館から、絵本『わすれないでね ずっと だいすき』が発売されました。編集者の実体験にもとづく、イギリス発のおばあちゃんと孫の愛の物語。人間にとっていちばん大切なことを教えてくれる、気持ちが前向きになる一冊です。ジーン・ウィリス作、ラケル・カタリナ絵、前田まゆみ訳、筧裕介監修、B4変形・32頁・上製、定価は税込1,760円。

本書は、イギリスの翻訳絵本。「同じ悲しみのなかにいる人たちの力になることを願って」と、父親が認知症になり思い悩んでいた編集者の発案で生まれました。孫のことを忘れてしまったおばあちゃんと「ぼく」のやりとりには、認知症の人への寄り添い方へのヒントが隠されています。

監修は、約15万部のヒット作『認知症世界の歩き方』(ライツ社)の著者である筧裕介氏(慶應義塾大学大学院特任教授・認知症未来共創ハブ運営委員)。同氏は「認知症のある方ご本人と周囲の方との、自然で素敵な関係性が描かれた、魅力的な絵本です。お子さんと両親、祖父母など三世代で共に読むことをお勧めします。」とコメントしています。

おばあちゃん、おじいちゃんが大好きなご家族はもちろん、高齢の方との向き合い方で悩まれている方、お子さんに認知症のことを知ってもらいたい親御さんにぜひ手にとってもらいたい、深く温かい一冊です。9月の世界アルツハイマー月間、そして敬老の日に、ご家族でこの絵本を読んで、優しい気持ちに包まれてみませんか。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク
小学館『わすれないでね ずっと だいすき』公式HP


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