総合信託サービス「信託先生」提供開始

2022年5月27日

家族信託の設計から契約後のサポートまでワンストップで

株式会社グッドライフパートナーズ(東京都世田谷区)は、家族信託の設計から契約後のサポートまでワンストップで行う総合信託サービス「信託先生」の提供を開始しました。親の財産管理や将来の介護費用の捻出に不安がある方を対象に、家族信託の設計と信託監督人による契約後のサポートを行うことで、認知症による資産凍結のリスクを未然に防ぐことが可能なサービスです。

厚生労働省の推計では、2025年には、65歳以上の高齢者における認知症高齢者は21%に達すると予想されています。また、第一生命経済研究所の試算によると、認知症患者の保有する金融資産は2030年時点で個人資産の約1割の215兆円にのぼり、保有する住宅は2040年には280万戸になります。こういったデータから、凍結状態資産や空き家の拡大といった社会問題が懸念されます。

認知症患者のご家族にとっては、銀行窓口で出金したい、介護施設費用の確保のために不動産を売却したい、賃貸アパートの大きな修繕が必要などといった場合に、これらが出来なくなる可能性があります。

家族信託の“難しさ”を解消

そこで注目されているのが、「家族信託」の仕組みです。ところが「家族信託」は、ノウハウを持つ専門家がまだ多くはありません。また、対応専門家の報酬が高額であるのが一般的で、難しい制度にも関わらず「家族信託」の利用を開始したあとの支援がされておらず、専門家の間でも、この仕組みを提供する側の在り方に疑問符が出ています。

そういった問題を解決することを目指して開発された本サービスは、主に将来の介護費用の捻出に不安がある世帯を対象に、家族信託の設計と信託監督人として契約後のサポートを行います。家族信託には司法書士や税理士といった専門性の高い知識やノウハウが求められるため、特に、潤沢な資産のない一般家庭世帯には費用面での負担が大きいサービスとなっていましたが、家族信託に特化した仕組み化と効率化を図ることで、設計から事後支援まで一貫して低価格化を実現しました。

初年度は世田谷区を中心に約250世帯の利用および、保険代理店、賃貸管理業者様を中心とした提携企業を20社確保することを目標としています。
詳しくは、下記外部リンクよりご覧下さい。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク
家族信託の設計から契約後のサポートまでワンストップで行う総合信託サービス『信託先生』提供開始


このページの
上へ戻る