『ぼけますから、よろしくお願いします。 おかえりお母さん』発売

2022年3月28日

老々介護のリアルを娘の視点で綴った話題作の続編

老々介護のリアルを娘の視点で綴った話題作の続編『ぼけますから、よろしくお願いします。 おかえりお母さん』が新潮社より発売されました。3月25日からは同名のドキュメンタリー映画も全国順次公開となります。前作『ぼけますから、よろしくお願いします。』(新潮社)の続編として発売前から反響を呼んでいます。信友直子 著、価格は税込1,450円。

前作、本作ともに、書籍ではドキュメンタリー映画には映らなかった一人娘の胸中をありのままに綴ります。母が認知症診断を受けて4年半、介護サービス利用が始まってほっとしたのも束の間、東京で働く著者に広島で暮らす98歳の父から電話があります。

「おっ母(かあ)がおかしい」。救急搬送され、そのまま脳梗塞で入院した妻に父は変わらぬ愛情を注ぎます。本書には、遠距離介護を続ける娘が時に戸惑い、時に胸を打たれながら見届けた夫婦の絆が描かれています。

「映画で語れなかったことが書籍で語れ、書籍を読んだ人が映画も見てくれた」とは著者の感想です。カメラを覗いていた著者の「その時」の胸中を、ぜひ続編で感じてください。

(画像は公式HPより)

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『ぼけますから、よろしくお願いします。 おかえりお母さん』発売


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