オンライン型認知症予防・健康増進プログラム「eコグニケア」
身体センサー技術でパワーアップし、10月より全国展開
神戸大学認知症予防推進センターと株式会社Moff(東京都港区)は事業提携を締結し、コロナ禍の外出制限下でもインターネットを使って在宅で受講できる認知症予防・健康増進プログラム「eコグニケア powered by Moff」を「KOBE発」サービスとして10月から開始します。これまでの「eコグニケア」にMoffの身体センサー技術を融合し、デジタル体力測定などを加えた、健康長寿を支援する新しいサービスです。
「eコグニケア powered by Moff」は、自宅にいながらオンラインで参加できる年間型の認知症予防・健康づくりプログラムです。これまで神戸大学では「eコグニケア」サービスとして次の3つを提供していました。①「定期的な体と頭の運動教室・コグニクラス(年44回)」、②「健康や認知症予防に関するセミナー(年6回)」、「健康度や認知機能のチェック(3種)」。
今回「eコグニケア powered by Moff」になり、上記①〜③に加え、Moff社が「モフライフ」サービスで提供していた「ウェルネスクラス(4種)」、「デジタル体力測定(3種)」、「パーソナル専門家相談」や「オンラインチャット」といった機能を拡充させたWith/Afterコロナ時代のヘルスケア・サービスとして全国展開を開始します。
10月のリリースにあたり、9月にオンライン説明会(無料)が開催されます。参加を希望される方は、「eコグニケアpowered by Moff」のHP(説明会申し込みフォーム)よりお申し込み下さい。下記が実施予定日時ですので、詳細は下記外部リンクより公式HPにてご確認ください。
提携事業を通して認知症の「治療」よりも「予防」に貢献
神戸大学認知症予防推進センターでは、認知症の「治療」よりも「予防」の重要性に着目し「コグニケア」を開発、2019年からは拠点集合型、2020 年からはオンライン型の事業展開を実施しています。
一方、Moff社は2020年5月に神戸市医療・新産業本部によるスタートアップ支援事業「STOP COVID-19 × #Technology」に採択され、神戸市民を対象にしたオンラインフレイル予防実証事業で顕著な体力向上効果等の成果をあげています。今回の事業統合は、神戸市によるスタートアップ支援事業が、地元大学とのコラボによる事業拡大という形で結実したものと言えます。
(文頭画像はイメージ、文中画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
「eコグニケアpowered by Moff」公式HP
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