当事者の目線で描く認知症、『全員悪人』発売

2021年5月17日

認知症本人の戸惑いや苦悩、家族との日々を描く実話

株式会社CCCメディアハウス(東京都品川区)から、認知症になった当事者の恐れと苦しみを描く実話。『全員悪人』が発売されました。著者は翻訳家・エッセイストの村井理子さん。四六判・並製/172ページ、書籍は税込1,540円、電子書籍は税込み1,232円。 家族が認知症になった。悪気はないけれど、周囲に迷惑をかけてしまう。家族以上に戸惑い、苦悩しているのは本人なのではないか?と問い、いろんな事件が起こる認知症当事者と家族の日々を綴る実話です。

著者プロフィール

村井理子(むらい・りこ) 翻訳家/エッセイスト 1970 年静岡県生まれ。琵琶湖のほとりで、夫、双子の息子、愛犬ハリーとともに暮らしながら、雑誌、ウェブ、新聞などに寄稿。著書に『兄の終い』(CCCメディアハウス)、『村井さんちの生活』(新潮社)、『犬ニモマケズ』『犬(きみ)がいるから』(亜紀書房)、『村井さんちのぎゅうぎゅう焼き』(KADOKAWA)、『ブッシュ妄言録』(二見書房)ほか。訳書に『エデュケーション』(タラ・ウェストーバー著、早川書房)、『サカナ・レッスン』(キャスリーン・フリン著、CCCメディアハウス)、『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』(キャスリーン・フリン著、きこ書房)、『ゼロからトースターを作ってみた結果』『人間をお休みしてヤギになってみた結果』(共にトーマス・トウェイツ著、新潮社)、『黄金州の殺人鬼』(ミシェル・マクナマラ著、亜紀書房)ほか多数。連載に、『村井さんちの生活』(新潮社「Webでも考える人」)、『犬(きみ)がいるから』(亜紀書房「あき地」)、『犬と本とごはんがあれば 湖畔の読書時間』(集英社「よみタイ」)、『更年期障害だと思ってたら重病だった話』(中央公論「婦人公論.jp」)がある。 (画像はプレスリリースより) ▼外部リンク 当事者の目線で描く認知症、『全員悪人』発売
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