富士通コネクテッドテクノロジーズと長寿研、共同研究を開始
2020年7月29日
認知症発症リスク予測のモデル化、健康長寿社会の実現を目指す
富士通コネクテッドテクノロジーズ株式会社(神奈川県大和市)は、国立研究開発法人 国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)と健康長寿社会の実現を目指し、認知症発症リスク予測のモデル化に向けた共同研究を開始しました。
日常生活における身体活動と認知症発症リスクとの関係について調査・測定・検証を行うことで、身体活動量などの情報を用いて認知症発症リスク予測のモデル化に取り組みます。同社では、このモデルを利用した機能をスマートフォンに搭載し、広く提供することで、デジタルヘルスケア技術を活用した健康長寿社会の実現に貢献することを目指します。
具体的な施策
具体的には次の3点を実施するとしています。※FCNT=富士通コネクテッドテクノロジーズ
1.身体活動量・強度等の各種活動量情報の取得(長寿研/FCNT)
身体活動から活動量を算定するための活動量算定エンジンにより、歩行や歩速などの身体活動量・強度および様々な活動の種類・頻度などの活動情報を取得します。
2. 活動情報による、認知症発症リスクの予測モデルの創出(長寿研)
取得した活動情報の分析を行い、認知症発症に関連する活動情報の特徴を特定します。また、特定した特徴をもとに、身体活動と認知症発症リスクの関係をモデル化します。
3. 認知症発症リスクの予測モデルを用いたアプリケーションの開発(FCNT)
構築した認知症発症リスクの予測モデルを用いて、身体活動量の観点で見た認知症発症リスクを提示するアプリケーションを開発します。
(画像はイメージです)
▼外部リンク
富士通コネクテッドテクノロジーズ、国立長寿医療研究センターと健康長寿社会に向けた共同研究を開始
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