朝日生命アンケート調査「親」に関して心配に思うこと
2019年11月23日
介護費用の負担は親の財産が4割強
朝日生命保険相互会社(東京都千代田区)は、11月11日「介護の日」にあわせ、急速に高齢化が進む中において、団塊ジュニアを含む40~50歳代が親に関して心配に思うことについてインターネットアンケートを実施しました。調査対象は40〜50歳代の男女1,108名、実施期間7月10日〜7月16日、インターネットアンケート形式により全国で行われました。
調査によれば、親の認知症発症リスクについて、半数以上の57.6%がいつか認知症になると思うと回答し、親が認知症になった際の介護費用などの経済的負担については、43.9%が親の資産で賄うと答えています。
財産管理の項目では、認知症になった場合、資産が凍結され、預金の引き出しや不動産の売却等が困難になることについて、詳しくは知らない・聞いたことはないとの回答が84.6%、親が現在住んでいる住まいについて、いざという時の処分や相続などについて、54.7%が話し合ったことはないとなっており、対応が求められる結果となりました。
親が認知症になった時の心配事について、全体では「誰かに迷惑をかけてしまうのではないか」(59.9%)、「自分に介護の肉体的・精神的負担がかかるのではないか」(53.6%)が上位を占め、ついで介護費用の心配、事故や徘徊への不安が続きました。また、親と同居する人の回答では「自分に介護の肉体的・精神的負担がかかるのではないか」が66.0%と高い数字を示し、同居世帯ほど現実を感じている姿が見えてきます。
調査結果の詳細については、下記外部リンクよりご覧ください。
(文頭画像はイメージ、文中画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
朝日生命インターネットアンケート調査「親」に関して心配に思うこと
おすすめ記事リンク
- 認知症予防医/広川慶裕医師の新刊「脳のスペックを最大化する食事」7/20発売
- 認知症予防医/広川慶裕医師の新刊「潜伏期間は20年。今なら間に合う 認知症は自分で防げる!」
- 広川慶裕医師の、認知症予防のことがよく分かる『認トレ®️ベーシック講座』開講!
- 知ると知らないじゃ大違い!民間介護保険って何?
- 酸化ストレスを減らすと認知症予防に!秘密はサプリメント
- ユッキー先生の認知症コラム第92回:あるべき姿の認知症ケア
- 認知症専門医による認知症疾患啓発イベントを開催
- ポイントは食生活にあった。認知機能維持に必要なのは・・・
- 認知症予防は40代から!摂ると差が出る栄養素とは。
- 山口先生のコラム「やさしい家族信託」第17回:Q&A 外出自粛で、認知機能の低下が心配。家族信託、遺言、後見、今できることが知りたい
- ユッキー先生の認知症コラム:第3回 物忘れが心配、認知症を予防するには・・・(その1)