「脳にいいアプリ」、厚生労働省知財戦略策定支援に採択
2019年11月25日
医療現場の負担を軽減させるサービスを計画
株式会社ベスプラ(東京都渋谷区)の「脳にいいアプリ」をベースとした、認知症の早期発見および重症化予防アプリの医療機器申請に向けた取り組みが、厚生労働省「技術シーズに対する知財戦略策定支援」に採択されました。
厚生労働省では、平成29年度より医療系ベンチャー・トータルサポート事業(MEDISO)を開始し、アカデミアやベンチャー企業が有するシーズを実用化につなげるために研究開発から上市に至るまでの各段階で生じた課題等に総合的な支援を提供しています。
「脳にいいアプリ」は、2017年2月にリリースして以来、「認知機能検査」、「脳MRI分析結果」、「運動・食事・脳トレ等の活動」の複合的分析とパーソナライズした介入を行い、改善を繰り返した結果、「認知機能検査の向上」と「全体の96%に脳の灰白質が増加」という2つの効果が得られました。
同社は、上記アプリをベースに「医者・患者・家族・介護」を繋げ、認知症に対して医療現場の負担を軽減させるサービスを医療機器として申請する取り組みを計画しています。今回の厚生労働省「知財戦略策定支援」のレポートを基に、本件における知財戦略を強化するとともに、事業シナジーのある企業などに出資を募り、治験・開発・申請等の活動を実施していくとしています。
(画像はプレスリリースより)
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認知症予防のアプリ、厚生労働省「知財戦略策定支援」に採択
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