プラウドライフ、「ユマニチュード®」の実践に向け取り組み

2019年6月7日

認知症高齢者の心に近づくコミュニケーション・ケア技法

ソニー・ライフケアグループの一員として、「はなことば」ブランドにて全国で26拠点の有料老人ホーム等を運営するプラウドライフ株式会社(神奈川県横浜市)は、ケアの基本品質向上を目的として、認知症高齢者の心に近づくコミュニケーション・ケア技法「ユマニチュード」の実践に向けた取り組みを開始しました。

ユマニチュード®は、体育学を専攻する二人のフランス人、イヴ・ジネストとロゼット・マレスコッティによって1979年に作られました。知覚・感情・言語による包括的なコミュニケーションに基づいたケア技法で、「人間らしくあること(Humanitude)」をベースとして体系づけられています。現在フランス国内では400を超える医療機関・介護施設が導入しており、2014年に日本支部が設立されました。

研修とともに現場での実践、進める

認知症高齢者においては、内発的な意欲の向上がより重要となりますが、「ユマニチュード」の習得・実践により、顧客とのコミュニケーションの質を高め、介護度や身体状況に関係なく、顧客自身が生活・人生を楽しみながら送れることを目指します。また、介護サービスの担い手側においても、顧客とのコミュニケーション向上を通じたストレス低減などの効果に期待しています。

同社従業員から選出した育成メンバーが、「ユマニチュード®実践者育成コース*」の受講を4月より開始しており、今後、運営する有料老人ホームでの実践を行っていく予定です。また、取組みの一環として、ユマニチュードへの理解向上を目的に、ジネスト・マレ スコッティ研究所所長イヴ・ジネスト氏及び本田美和子氏による社内研修も開催されます。

*本田美和子医師監修のもと、SAS Humanitude社(本社:フランス共和国、法定代理人:Yves Gineste/イヴ・ジネスト)と提携の株式会社エクサウィザーズ(本社:東京都港区、代表:石山洸)が提供。

(画像は公式HPより)

▼外部リンク
プラウドライフ、コミュニケーション・ケア技法「ユマニチュード®」の実践に向けた取組み開始のお知らせ

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