ERISAとオプティム、画像診断領域での協業に向け基本合意
アルツハイマー病の早期発見目指す画像診断AI
株式会社ERISA(島根県松江市)は、株式会社オプティム(東京都港区)が4月11日に発表した、医療画像診断支援AI統合オープンプラットフォーム「AMIAS」を活用し、ERISAの開発したAIプログラムの市場開拓及び販路構築を行う、同日付で両者は基本合意したと発表しました。オプティムの「AMIAS」及び当社のAIプログラムは、4月12日よりパシフィコ横浜で開催された2019国際医用画像総合展において展示されました。
今回の基本合意により、ERISA社の医療画像診断支援AIプログラム「ADS(Alzheimer Disease Scoring)」を、オプティム社の「AMIAS」に搭載して、ADSの国内外での市場開拓及び販路構築の加速を目指します。ADSは、脳の萎縮具合をMRI画像より計測し、機械学習を利用して撮像時点でのアルツハイマー病の罹病リスクを算出するプログラムです。今後、ADSの医薬品医療機器等法に基づく医療機器承認を進め、アルツハイマー病の早期発見に寄与することを目指します。
オプティム社は、東京証券所取引所市場第一部に上場するAI・IoT・ビッグデータプラットフォームのマーケットリーダーであり、AIを活用した医療分野への事業展開を進めています。オプティムが開発した「AMIAS」は、医療画像診断支援AI統合オープンプラットフォームで、AIプログラムメーカーより提供を受けた画像診断支援AIプログラムを搭載し、医療現場でのAIの利活用を実現します。
ERISA社の位置する島根県は全国において高齢化率が常に上位であり、同社は「高齢化先進地域より先駆けて、認知症への最新の研究成果を実用化して普及させることは、大きな社会的意義がある」とコメントしています。
(画像はイメージです)
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