NEXCO東日本、逆走防止のロードムービーを公開

2019年3月8日

「父と母の卒業旅行 ~The Last Long Drive~」

NEXCO東日本(東京都千代田区)は、高齢ドライバーによる車の運転や高速道路の逆走防止を家族で話し合うことの大切さを訴えることを目的に、WEB限定ロードムービー「父と母の卒業旅行 ~The Last Long Drive~」を公開します。ナレーションはNEXCO東日本 CMキャラクターの新井恵理那さんが担当しています。

高速道路での逆走の過半数(66%)が65歳以上のドライバーによるもの(※)という事実を踏まえ、ドライバー本人だけでなく、家族にも逆走防止のためのアクションを呼びかける「家族みんなで 無くそう逆走」プロジェクトを昨年10月より推進しています。
(※)平成23年~29年の高速道路(国土交通省及び高速道路会社管理)における事故または確保に至った逆走事案

「父と母の卒業旅行 ~The Last Long Drive~」の主人公は「免許返納」を迷っている運転歴48年のドライバー 雨宮旭さん(78歳)。免許返納を渋る旭さんへ、息子と娘は妻との運転卒業ドライブに行くことを提案し、旭さんと妻が自宅から思い出の地を巡るロードムービーがスタートします。

高齢男性ドライバーの約8割が運転に「自信あり」

NEXCO東日本では、逆走の現実を次のようにまとめています。 ① 逆走事故は高速道路で発生した事故全体と比較すると、死亡事故となる割合が約40倍。 逆走は、命にかかわる危険行為といえます。 ② 全国の高速道路では、年間約200件の逆走が発生しています。 ③ 発生した逆走のうち、66%が65歳以上のドライバーによる逆走です。

「家族みんなで 無くそう逆走」プロジェクトの一環として、高齢ドライバー(65歳以上男女104名)と65歳以上のドライバーを親に持つ子ども世代(30~50代男女312名)に対し、同社が車の運転に関する意識調査を実施たところ、高齢男性ドライバーの約8割が運転に「自信あり」との回答を得ました。

さらに、約8割の子ども世代は「運転が危ない」と親に伝えている一方、8割弱の高齢ドライバーは「運転が危ない」と子どもから言われたことがないと回答しており、高齢ドライバーは、車の運転に自信がある方が多いからか、子どもが親の運転を心配していることが伝わっていないのかもしれないという結果となりました。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク
WEB限定ロードムービー「父と母の卒業旅行 ~The Last Long Drive~」


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