認知症予防「新・自分史レク」新発売

2018年11月14日

精油アロマオイルを活用し、嗅覚から海馬を刺激

株式会社新聞印刷(大阪市天王寺区)は、介護施設で行う長期継続型レクリエーション「新・自分史レク」を発売しました。このレクには、鳥取大学の浦上克哉教授が開発した認知症患者に臨床結果のある精油アロマオイル「リ・ブレイン(昼用)」を香料インキ化した用紙を使用する、全く新しいレクリエーションです。

「新・自分史レク」は、A3シート1枚を5回に分けて自分史レクを行います。互いの人生を共有することで、施設スタッフや参加者同士でのコミュニケーションをとることができます。参加者の生活歴を知ることにより、これまで以上の手厚い介護ができるようになります。

楽しかった記憶を思い出したり話したりすることで、心の安定を図ることができる「新・自分史レク」のような回想法は、脳を刺激することで認知症の予防だけでなく、抑うつ感の改善、対人交流の促進にもなります。

五感の中で唯一海馬を活性化する嗅覚を活用

さらに「新・自分史レク」にはアロマオイルを使用した特殊な印刷インキが塗布されています。脳の中にある抗酸化物質のビタミンなども通さない「血流脳関門」があります。これを通らないと記憶を司る海馬がある大脳辺縁系に刺激を与える事ができません。五感の中で唯一、嗅覚だけが直接刺激を与えることができます。

鳥取大学と株式会社ハイパーブレインが数十年かけてブレンド比率を開発した、認知症に一番効果的な精油アロマオイル「リ・ブレイン」をマイクロカプセルに閉じ込めた香料インキを開発し、「一枚からの自分史シリーズ」の全面に塗布しています。書くたびにマイクロカプセルがはじけて香りが広がり、嗅覚神経を刺激し海馬を活性化させます。

(画像は公式HPより)

▼外部リンク
認知症予防に朗報「新・自分史レク」販売開始 -精油アロマオイルを活用し、嗅覚から海馬を刺激ー


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