神戸市と第一三共『認知症を地域で支えるまちづくり』連携協定締結
2015年3月17日
安心して暮らし続ける
神戸市では、2月23日、第一三共株式会社と「認知症を地域で支えるまちづくり」のための連携を締結したと発表。
この協定は、医療職・介護職などの専門職種が連携し、認知症の人を支援する体制をつくっていく取り組みを進め、認知症の人が安心して暮らし続けることができる地域づくりを推進することを目的とする。
第一三共の支援と協力に期待
第一三共は、国内外において新薬開発と研究に取り組み世界的な創薬事業を展開する日本の大手薬品メーカーの1つ。
神戸市が認知症の人を支援する地域支援体制を構築していく施策において、その実施、意識啓発、情報提供に関し、さまざまなかたちで協力していく。
また、「認知症になっても本人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域で安心して暮らし続ける神戸市」づくりを促進するための活動を支援していく。
ほっとヘルパーサービス
神戸市では、認知症高齢者訪問支援員派遣事業(ほっとヘルパーサービス)をおこなっている。在宅において生活する認知症高齢者に対して、週1回、見守りを目的とした訪問支援員(ヘルパー)を継続的に派遣するというもの。
居宅での見守り・話し相手・趣味活動への付き添いのほか、散歩、買い物、各種行事、墓参りなど社会的慣習への参加・外出活動の付き添いなどもおこなう。
今回の第一三共との協定締結により、「認知症を地域で支えるまちづくり」の施策が、さらに広がりを見せることが期待される。
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神戸市「第一三共株式会社との『認知症を地域で支えるまちづくり』連携にかかる協定」
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