学研、介護大手のメディカル・ケア・サービス社を子会社化

2018年9月21日

「サービス付き高齢者向け住宅事業」を吸収し、事業を加速

教育事業を中心に、医療福祉サービスも展開する学研ホールディングス(東京都品川区)は、日本政策投資銀行と共同で、介護施設の企画・開発・運営管理を行う、メディカル・ケア・サービス株式会社(埼玉県さいたま市)を子会社化しました。

メディカル・ケア・サービス社は平成11年の設立以来、認知症介護を重要事業と位置付け、居室数日本一のグループホーム事業者へと成長を遂げてきました。 学研HDは、「学研版地域包括ケアシステム」の実現を掲げ、多世代が支えあいながら地域の中で安心して暮らし続けられる社会づくりのため「サービス付き高齢者向け住宅事業」を展開しています。

学研HDは、今後の拡充を目指す認知症ケアに「サービス付き高齢者向け住宅事業」を迅速に加えることができ、また、メディカル・ケア・サービス社と顧客層も近いことから、より一層高品質のサービス提供が可能となり一層の事業拡大が見込まれます。 具体的には、次の3点が計画されています。
・サービス付き高齢者向け住宅事業にて、て認知症が重度化したときの退去時受け入れ先の確保、および入居率の向上
・エリアの共通性を基軸とした施設開発展開力の向上
・採用活動の協働化による人材確保上のメリットと定着率の向上

(画像はメディカル・ケア・サービス社HPより)

▼外部リンク
学研、共同投資によるメディカル・ケア・サービス株式会社の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ


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