「つくばSociety 5.0社会実装トライアル支援事業」が決定
2018年9月16日
認知症関連事業を含む5つの事業が選ばれる
茨城県つくば市の「つくばSociety 5.0社会実装トライアル支援事業」の最終審査が行われ、ペンギンシステム株式会社(茨城県つくば市)の「健診時に嗅覚も検査することで認知症に早めに気付ける社会を実現!」を含む5つの事業が選ばれました。
つくば市では、国が第5期科学技術基本計画(平成28年1月閣議決定)で提唱している「超スマート社会(※1)」の実現に向けた取組「Society 5.0(※2)」について、全国の企業及び研究機関、教育機関等の新技術(IoTやAI、ビッグデータ解析、ロボット等)の社会実装に向けた実証実験を支援し、つくばのフィールドを活用して具現化することを目指す取組みを実施しています。※1 「超スマート社会」
必要なもの・サービスを、必要な人に、必要な時に、必要なだけ提供し、社会の様々なニーズにきめ細やかに対応でき、あらゆる人が質の高いサービスを受けられ、年齢、性別、地域、言語といった様々な制約を乗り越え、活き活きと快適に暮らすことのできる社会。
※2 「Society 5.0」
サイバー空間とフィジカル空間(現実社会)が高度に融合した「超スマート社会」を未来の姿として共有し、その実現に向けた一連の取組。
認知症の早期発見が可能な社会を目指す
当該事業には、「トライアルの実施に係る経費の支援(上限100万円)」、「施設の確保、モニターのあっせん等」、「国等に対する規制・制度改革の提案」、「大学・研究機関等とのマッチング」、「市のイベント等におけるPRの場の提供」、「その他市が必要と認めるもの」といった支援が実施されます。
ペンギンシステム社「健診時に嗅覚も検査することで認知症に早めに気付ける社会を実現!」の概要は次の通りです。
近年、認知症などの早期に嗅覚能力の低下が起こることが解ってきました。当社は産総研と嗅覚検査装置の開発をしており、これを健康診断に導入することで、認知症の早期発見が可能な社会を目指した企画を提案します。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
「つくばSociety 5.0社会実装トライアル支援事業」5件の支援事業が決定!
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