10月スタートのTBS新ドラマ、若年性アルツハイマーを題材

2018年8月7日

「大恋愛~僕を忘れる君と」、主演は戸田恵梨香さん

10月にスタートする金曜午後10時00分からのTBS新ドラマ「大恋愛~僕を忘れる君と」では、若年性アルツハイマーが取り上げられます。34歳で若年性アルツハイマーを発症する医師という難しい役に女優の戸田恵梨香さんが挑み、戸田さん演じる女医の恋人として彼女を支える元小説家をムロツヨシさんが演じます。

北澤尚(戸田恵梨香)34歳は、レディースクリニックの医師として忙しく働いています。年上の医師・井原侑市との婚約が決まり、プライベートも順風満帆。結婚式まであと1か月と迫った新居への引越しの日、尚は元小説家で引越し屋のアルバイトをする無愛想な男・間宮真司(ムロツヨシ)と運命的な出会いをし、二人は恋に落ちる。初めて本気の恋に突き進む尚と真司でしたが、二人の愛を阻むように、尚がアルツハイマー病におかされていることが発覚。それでも真司は、ピンチを笑いに変えて、明るくけなげに尚を支え続けます。

34歳にして、若年性アルツハイマーという病におかされてしまった真っ直ぐな女性と、そんな彼女に恋をした売れない小説家のラブストーリー。真司は、偶然の出会いと尚のアルツハイマー病をきっかけに、お互いを愛することの意味や喜びを知っていきます。そして、尚の存在が、真司の眠っていた小説家としての才能を再び呼び起こしていくのです。

若年性アルツハイマーは全国で約4万人と推計

アルツハイマー病は、認知症を主症状とする様々な疾患(病気)の中で最も頻度が高く、全認知症疾患の50%以上を占めています。これは、脳内にアミロイドβタンパクが出現し、脳神経細胞を破壊し、脳の体積が小さくなる脳萎縮が生じます。それにより、記憶力をはじめ、日常生活を営むさまざまな能力が失われ、発症します。このタンパクの発生を押さえることや消失させる治療法の開発は、未だ道半ばと言えます。

その中でも65歳以下で発症する若年性アルツハイマー病は1割程度と言われていますが、全国で約4万人いると推計されます。

高齢者のアルツハイマー病と比較すると、このタイプは初期から認知機能をはじめ脳のさまざまな機能を失い、社会参加や社会活動が困難になるなど、比較的早いスピードで重篤化します。

(画像は公式HPより)

▼外部リンク
10月TBS新ドラマ、『大恋愛~僕を忘れる君と』


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