武田薬品、米企業と提携、神経変性疾患治療薬の開発・販売を推進

2018年1月26日

アルツハイマー病などに3つの治療薬を開発

武田薬品(大阪市中央区)とDenali Therapeutics (米)は、1月9日付のニュースリリースにおいて、3つの神経変性疾患治療薬候補の開発および販売に関して戦略的オプションを含む提携契約を締結したと発表しました。

提携は、アルツハイマー病やその他の神経変性疾患に対する遺伝学的に検証されたターゲットを対象にしており、Denali社が有する脳へのバイオ治療薬移行性を高めるAntibody Transport Vehicle(ATV)プラットフォーム技術を用います。

武田薬品は今回の提携契約について、次のように述べています。

「本提携は、新たなモダリティを含む開発ポートフォリオの拡充を通じて、神経変性疾患に対する遺伝学的に検証された治療法を開発するという当社のコミットメントを具現化するものです。当社は、患者さんに次世代の抗体治療薬をお届けするために類を見ない革新的技術を有するDenali社と提携できることを嬉しく思います」

▼外部リンク
武田薬品とDenali Therapeutics社との神経変性疾患治療薬の開発および販売に向けた提携について


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