日本メジフィジックス、アミロイドPET検査用イメージング剤発売

2017年11月22日

欧米では既に医療現場で使用

11月10日、日本メジフィジックス株式会社(東京都江東区)は、9月27日に製造販売認証を取得したアミロイドPET検査用イメージング剤「ビザミルⓇ静注」(一般名:フルテメタモル(18F))を発売しました。本剤を用いることで、広く利用されている他の核医学検査と同様にカラー画像で読影することが可能となります。

アミロイドPET検査は、脳内に蓄積するアミロイドべータプラークを可視化する検査です。アミロイドべータプラークの蓄積は、認知症に最も多いアルツハイマー病の特徴的な病理所見の一つとして知られていますから、この検査は、認知症の原因疾患がアルツハイマー病であるかどうかを判断する一助となります。

フルテメタモル(18F)は海外において「VizamylTM」の名称で、米国、EU、スイス等で既に承認を取得し医療現場で使用されています。国内では弊社が本剤の開発に関して 2014年3月に GE Healthcare 社とライセンス契約を締結し、本年9月27日に製造販売承認を取得しています。

(画像はイメージです)

▼外部リンク
日本メジフィジックス、アミロイドPET検査用イメージング剤「ビザミルⓇ静注」販売開始のお知らせ


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