日本メジフィジックス社、「ビザミルⓇ静注」の製造販売承認取得

2017年10月8日

アミロイドPET検査用イメージング剤

日本メジフィジックス株式会社(東京都江東区)は、認知症の検査にも使用される、アミロイドPET検査用イメージング剤「ビザミルⓇ静注」(一般名:フルテメタモル(18F))の製造販売承認を取得しました。

脳内におけるアミロイドベータプラークの高度の蓄積は、アルツハイマー病に特徴的な所見であり、アミロイドPET検査は脳に蓄積したアミロイドベータプラークのPET(陽電子放射断層撮影法)による画像検査です。認知症の診断の際、原因がアルツハイマー病であるかの判断に利用されます。

米国、EU、スイス等に続き、日本でも発売

フルテメタモル(18F)は、GE Healthcare社が開発し、米国、EU、スイス等で承認を取得、医療現場で使用されています。今回の承認により日本メジフィジックスの製造拠点から供給され、国内のPET 検査を実施している医療現場にてアミロイド PET 検査が行えるようになります。

り日本メジフィジックス社は、住友化学株式会社とGE Healthcare社の合弁企業。核医学領域の医薬品及び医療機器の開発、製造、供給を主体として事業展開を行なっています。

▼外部リンク
日本メジフィジックス株式会社、アミロイドPET検査用イメージング剤「ビザミルⓇ静注」の製造販売承認取得について


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