川崎市、睡眠計測による地域包括ケアシステムの実証事業スタート
市と企業・団体が協力、「睡眠」による健康寿命延伸を目指す
神奈川県川崎市は地域包括ケアシステムの具体的な実践として、睡眠に着目、協力企業等と実証事業を推進します。「まちなか睡眠計測ステーション」を開設し、認知症の予防・治療に向けた睡眠チェックによる健康寿命延伸サービスを実施し、あわせて、関連の講演会を市内4か所で開催します。
睡眠時の状態を知ることは、認知症を始めとする老年症候群の抑制につながるといわれています。川崎市では、地域の調剤薬局等に「まちなか睡眠計測ステーション」を設置し、睡眠センサー(眠りSCAN®)による簡単な睡眠チェックの普及を目指します。
簡便な睡眠チェック、(眠りSCAN®)
自宅でも簡単にできる睡眠チェックを普及させることにより、認知症に代表される老年症候群に対し、医療機関による睡眠計測結果のフィードバック・アドバイスの提供や、相談の受付を行い、「セルフケア意識の醸成などを通じた地域包括ケアシステムの具体的実践例 一 高齢者の健康寿命の延伸を目指す」としています。
実証実験の実施企業・団体(まちなか睡眠計測コンソーシアム)は、パラマウントベッド株式会社、医療法人社団フォルクモア、ディメンシア・フロント株式会社の3つ。
スタート時の10月10日に開設される「まちなか睡眠計測ステーション」は、ウエルシア薬局、薬樹、石崎メディカル、各社の川崎市内の薬局となっています。
「睡眠計測から始まる認知症予防と治療」講演会
「まちなか睡眠計測コンソーシアム」主催による「睡眠計測から始まる認知症予防と治療」講演会は、「まちなか睡眠計測ステーション」の実験開始とあわせて開催されます。講演会では、参加者に対して睡眠計測モニター(合計約200名)を募集。睡眠センサー(眠りSCAN®)の無償貸出及びモニター結果に対する改善アドバイスを行います。日程は以下の通りです。※詳細は下記外部リンクよりご覧ください。
第1回 平成29年10月10日(火)15時~18時・高津市民館大ホール(定員600名)
第2回 平成29年10月12日(木)14時~17時・中原市民館第3、4会議室(定員48名)
第3回 平成29年10月23日(月)15時~18時・新百合トウェンティワン大ホール(定員450名)
第4回 平成29年10月30日(月)14時~17時・ミューザ川崎市民交流室(定員150名)
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
川崎市、「企業」×「医療」の共創により、民間主体の「まちなか睡眠計測ステーション」を開設 、睡眠チェックによる健康寿命延伸サービスの実証事業をスタート
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