介護を題材にした舞台「生きる」、各地で公演

2017年10月7日

「裁判所が泣いた介護殺人」事件を題材

2006年京都、介護疲れと生活苦から悲しい殺人事件が起きました。この事件を題材に、認知症と介護の問題を問いかける社会派舞台「生きる」が2017年11月〜7月まで東京・埼玉・神奈川・広島の各地で公演されます。

介護とどうしようもない生活苦から、「もう生きられない」と認知症の母親と心中未遂を起こし、死にそびれた息子は懲役2年6月、執行猶予3年の判決を受けました。2006年に京都で起きたこの事件は「裁判所が泣いた介護殺人」と呼ばれる悲しい事件でした。

舞台を企画・立案したのは、ブッチー武者さん。1980年代に大ブームを巻き起こしたバラエティー番組「オレたちひょうきん族」(フジテレビ系)の大人気コーナー「ひょうきん懺悔室」で懺悔の神様として一世を風靡しました。

武者さんは、兄弟子にあたるひとのお母さんが認知症になったことがきっかけでこの舞台をつくりました。

直近は東京・板橋

2017年11月9日(木)、12:45開場・13:20開会、板橋区立文化会館(東京都板橋区大山東町51-1)で行われる公演は、講演と公演の二本立て企画となっています。第一部の講演は、『平穏死のすすめ』(講談社)の著者でもあり、特別養護老人ホーム 芦花ホーム 常勤医の石飛幸三さんが「平穏死を受け入れるレッスン」と題し、生きて欲しいけれども楽に逝って欲しいという家族のジレンマに答えます。

第二部はいよいよ公演「生きる」です。主演はブッチー武者さん。松田真知子、竹田高利(コント山口君と竹田君)、俵山栄子、浜田光夫(特別出演)など実力派が感動の真実を逞しく演じてくれます。

各地の公演予定

以降各地での公演予定は以下のようになっています。詳しくは下記外部リンクよりご覧ください。 2017年11月29日(水) 東京都東村山市
2018年2月10日(土) 埼玉県所沢市
2018年3月10日(土) 埼玉県越谷市
2018年5月18日(金) 東京都葛飾区
2018年7月14日(土) 神奈川県相模原市
2018年秋 広島県福山市

(画像は公式HPより)

▼外部リンク
お問い合わせはBMCエンタープライズ㈱
「生きる」ホームページ


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