そーせいグループ、アルツハイマー病等の新薬を開発中
2017年9月22日
英国において健常被験者への投与を実施
そーせいグループ株式会社(東京都千代田区)の子会社、Heptares Therapeutics(ヘプタレス・セラピューティクス、以下、Heptares社)と、提携先の世界大手バイオ医薬品会社Allergan社は、認知症の60〜70%を占めるアルツハイマー病等に効果のある新薬(HTL16878)の開発を進めており、最初の被験者である健常人に投与したと発表しました。
Heptares社は、英国において二重盲検無作為(First in Human)試験を行い、最大106 人の健常被験者への HTL16878 の単回および反復投与終了後、安全性、認容性、薬物動態に関する評価を行い、結果の速報は 2018 年上期に得られる予定です。
2050年、全世界の認知症患者は1億3,000万人に
アルツハイマー病治療に有効な薬剤は限られており、効果も一時的であると言われています。全世界では4,500 万人を超える人々(北米480 万人、西欧諸国 750 万人、アジア太平洋地域 360 万人)が認知症を患っているとされ、2050年には1億3,000万人にも上ると言われています。アルツハイマー病や認知症に関する医療コスト、年々大幅な増加を続けており、新たな治療法が喫緊に必要とされています。
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そーせいグループ、アルツハイマー病等の主要症状の治療薬として開発中の新薬候補、選択的ムスカリンM4受容体作動薬の第I相臨床試験で最初の被験者への投与を実施
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