千葉興業銀行で全営業店舗に認知症サポーターを配置

2014年12月10日

認知症患者と家族が住みやすい地域づくりを支える

千葉興業銀行は12月3日、千葉県内に72ヵ店ある営業店すべてに「認知症サポーター」を配置することを発表した。全営業店の業務課行員とスタッフ合わせて約900人が、自治体より派遣された講師による「認知症サポーター養成講座」を12月19日までに受講する予定だ。

認知症に関する知識をもとに接客時の適切な対応を学び、患者へのサポートを徹底する。さらに「地域とともに お客さまのために 『親切』の心で」の理念のもと、各地域の包括支援センターと協力して認知症患者と家族を支える地域社会づくりの推進も行う。

多くの企業も「認知症サポーターキャラバン」に賛同

厚生労働省が実施する「認知症サポーターキャラバン」事業では、「認知症サポーター」と講師役となる「キャラバンメイト」を全国で養成し、認知症患者が暮らしやすい社会を目指している。

認知症サポーター養成講座は都道府県、市町村、職域団体などを主体に、住民、職域、学校などさまざまな場所で開催。認知症サポーター数は今年9月30日時点で5,445,126人となっている。

同制度を導入している金融機関も多く、全国で約30の企業・団体が参加。メイト・サポーター合わせて27,796人が9月30日時点で誕生している。

(画像は千葉興業銀行のホームページより)

▼外部リンク
千葉興業銀行/トピックス&ニュースリリース
認知症サポーターキャラバン

【この記事を読んだ方へのおすすめ記事】

このページの
上へ戻る