中年期以降の物忘れを改善する内服薬が新発売

2017年3月10日

脳の記憶機能を活性化して物忘れを改善

ロート製薬株式会社は7日、中年期以降の物忘れを改善する第3類医薬品「キオグッド(R)顆粒」を、2017年4月22日(土)より全国の薬局・薬店で販売開始すると発表しました。価格は税抜き1,800円(30包10日分)となっています。

今回発売される「キオグッド(R)顆粒」は、同社の漢方薬・生薬ブランドである「和漢箋」からの発売となっており、イトヒメハギの根を乾燥させた生薬である「オンジ」から抽出したエキスを配合しています。

オンジは遠志とも表記し、風邪薬や精神安定作用のある漢方薬にも配合されています。また、2015年に策定された単味生薬製剤の製造に関するガイダンスでは、オンジを有効成分とする医薬品には、「中年期以降の物忘れの改善」という効能効果が定められています。

積極的な毎日で脳機能を活性化しよう

中年期になれば、覚えたはずのことをすぐに忘れてしまっただとか、人の名前がすぐに出てこないだとかいった、記憶力の低下や物忘れについて、多くの人が自覚するものです。

単なる物忘れと認知症は違いますが、常に自分の記憶力を意識し、積極的に新しいことに挑戦するなど脳の活性化に取り組んでいれば、もし本当に認知症などを発症してしまった場合でも、早期発見・早期治療につながります。

脳は活性化することで再生できる臓器です。物忘れが多くなる中年期以降も、ときにはこういった医薬品なども上手に利用しながら、積極的な毎日を送って脳を活性化していきましょう。
(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク
ロート製薬株式会社プレスリリース


このページの
上へ戻る