静岡県 2つの医療機関を認知症疾患医療センターに指定

2017年2月11日
専門的医療と介護との連携の拠点に

静岡県が伊東市岡にある公益社団法人地域医療振興協会伊東市民病院と、磐田市大久保にある磐田市立総合病院を認知症疾患医療センターに指定します。指定期間は平成29年2月1日から平成32年3月31日までとなっています。

認知症疾患医療センターとは、地域の認知症の専門的な医療と、介護との連携の拠点となり、都道府県などが指定する医療機関のことです。



未整備の志太榛原圏域についても早期に整備を目指す

一般病床250床の伊東市民病院は、医師2名と臨床心理技術者1名、保健師2名などを配置。脳血管の状態を確認し認知症の鑑別を行う脳血流シンチグラフィ(SPECT)の検査は順天堂大学医学部附属静岡病院と、認知症における周辺症状の急性期入院は沼津中央病院と、それぞれ連携します。

一般病床500床の磐田市立総合病院は、医師3名と臨床心理技術者2名、精神保健福祉士1名、保健師1名、認知症ケア認定看護師1名などを配置。周辺症状の急性期入院は聖隷三方原病院や服部病院、小笠病院、菊川市立総合病院、福田西病院と連携することとなっています。

認知症疾患医療センターについては、志太榛原圏域がまだ整備できておらず、県では早い段階で全圏域での整備を目指すとしています。
(画像は静岡県のサイトより)

▼外部リンク
認知症疾患医療センターの指定


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