アルツハイマー型認知症の新薬候補、米バイオジェン社に期待

2017年1月30日

アルツハイマー型認知症の新薬候補「アデュカヌマブ」の試験結果

米バイオジェン社は、開発を続けているアルツハイマー型認知症に対する新薬候補であるアデュカヌマブの臨床試験で、患者特有の脳に形成されるアミロイドβの蓄積を減少させることができたと発表した。

アルツハイマー型認知症は、脳内にアミロイドβと呼ばれるタンパク質が蓄積されていく原因で、正常な神経細胞が変化または脱落させ脳の健全な機能低下と脳委縮が進行してしまう症状である。

そのため原因物質蓄積の減少が見られた同社の試験結果は可能性が持てると示されている。

根治薬の開発に苦戦の各製薬会社

世界中でアルツハイマー型認知症の患者が増加している中、各国の製薬会社は根本的な治療薬の開発を進めているにもかかわらず、その多くが目標値に達した試験結果が得られないなど失敗に終わっている。

進行しているアデュカヌマブの臨床試験

米バイオジェン社以外の製薬会社でも最終段階の臨場試験に進んでいるが、アデュカヌマブの臨床試験は、第Ⅲ相国際共同試験であるENGAGE試験とEMERGE試験によって、早期患者において認知機能や日常生活機能の低下を抑制する効果の評価や、新薬使用の安全性の評価と解析を行っている。

バイオジェン社による日本国内での臨場試験に関する問い合わせは、バイオジェン・ジャパン公式ウェブサイト内の「治療について」または治療コールセンター(0800-800-6353、月曜~金曜 祝日除く、9:00-18:00)にて行うことができる。

▼外部リンク
バイオジェン・ジャパン公式ウェブサイト「治験について」


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