高カカオチョコレートに脳の若返り効果が

2017年2月7日

明治と内閣府の共同検証

株式会社明治は、内閣府 革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)山川プログラムと共同した「オープンサイエンス中間報告会」を、東京・日本橋三井ホールにて行いました。

報告会では“チョコレートによる脳の健康効果解明への取り組み”に関する興味深い検証情報が公開。

チョコレートやココアに含まれるカカオポリフェノールは活性酸素を抑える働きを期待することができ、生活習慣病の予防に資することができると話題になっています。

明治と山川プログラムが検証した結果では、この高カカオチョコレート(カカオ分70%以上のチョコレート)に、学習機能を高める脳の若返り効果もあるということが明らかにされました。

大脳皮質の量が増加することを確認

検証の内容としては、高カカオチョコレートを男女15人ずつに4週間摂取してもらい、「大脳皮質の量」「神経線維の質」という2つの観点から脳の健康度を計測したものです。

この検証の結果、高カカオチョコレートに大脳皮質の量を増やす働きがあることが分かりました。

高カカオチョコレート摂取前後での介入効果の検定としてGM-BHQ(Gray Matter-BHQ・大脳皮質の量)を測定したところ、摂取前に比べて、摂取後の方が有意にGM-BHQの値が増加しました。
(プレスリリースより引用)

(画像は明治HPより)

▼外部リンク
明治 プレスリリース
内閣府 革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)

【この記事を読んだ方へのおすすめ記事】

このページの
上へ戻る