ALSOK認知症高齢者向け「みまもりタグ」日経優秀賞受賞

2017年1月23日

専用靴などで使用する「みまもりタグ」

1月4日、東京都港区に本社がある綜合警備保障株式会社(ALSOK)は、自社の認知症高齢者の徘徊対策システムが特に優れた新製品とサービスを表彰する「2016年日経優秀製品・サービス賞」において、「優秀賞 日経産業新聞賞」を受賞したと発表しました。

この徘徊対策システムは無線技術のBluetoothを利用した端末「みまもりタグ」を、専用の靴などに装着、その位置の履歴を専用アプリで確認できるというものです。また、介護シューズなどを製造している徳武産業株式会社が開発した専用の靴はタグ内蔵時の電波の減衰も最小限になるよう工夫されています。

子どもたちの見守りにも使用可能

ALSOKの「みまもりタグ」は昨年11月、全国の10市町村に、「みまもりタグ」を2,100個、専用靴を2,100足、位置情報の提供基地局となる「みまもりタグ感知器」を2,800台を無料配布しています。

これは国交省の「スマートウェルネス住宅等推進モデル事業」を活用したもので、同社は地域の見守りネットワーク構築の支援を行います。また、同社は「みまもりタグ」を用いたシステムを認知症高齢者だけでなく、子どもの見守りにも活用することも想定しています。

▼外部リンク
認知症高齢者の見守りシステムが2016年日経優秀製品・サービス賞 優秀賞を受賞

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