第12回 認知症ケア研修会開催(福山)

2016年10月15日

第15回日本通所ケア研究大会と同時開催

日本通所ケア研究会と福山認知症ケア研究会は合同で、「第15回日本通所ケア研究大会」ならびに「第12回認知症ケア研修会in福山」を開催する。開催日は、2016年11月11日(金)・12日(土)・13日(日)。

同大会は、日本認知症ケア学会単位認定講座となるため、認知症ケア専門士3単位が付与される。発表者はさらに1単位加算。

2018年の制度同時改定に向けて

デイサービス・デイケアとは、まず利用者の在宅での状況を改善していく具体的な目標を立て、それを達成するための機能訓練やリハビリを行う場といえる。在宅支援サービスに求められるのは、「家で楽しく過ごすには、デイで何をしたらいいか」を考えることであり、これは今後の事業所運営にとって重要な要素となる。

2018年には、「第7次医療計画」「第3期医療費適正化改革」「第7期介護保険事業計画」および「診療報酬」「介護報酬」の同時改定が計画されている。

今回は、福山市市制施行100周年記念事業でもあることから、2018年の制度同時改定に向けて、知識や技術・機能をアップさせるための具体策を考える全31講座を設け、一般の人も参加できる市民公開講座も開催される。

講座の内容

講座は、11月11日の「認知症サポーター養成講座」「先進デイの取り組みから学ぶデイ運営の工夫」のほか、「地域包括ケアの中でデイに望まれる役割~リハビリ・機能訓練・地域拠点・家族支援のこれから~」「今日から始める!『脳いきいき認知症予防』」「認知症とのつきあい方をしる!~本人も家族も幸せに~」「認知症と生きる~若年性認知症の本人、そして家族の想い~」など。

さらに「認知症の症状緩和の取り組み・中重度者の社会性の維持・家族支援」をテーマとした演題発表や、「認知症の方の潜在能力を引き出すアプローチ」「楽しく効果のある認知症リハビリを行うための知識&実践法」などのセミナーも多数開催される。

開催概要
日時:2016年11月11日(金)・12日(土)・13日(日)
会場:リーデンローズ(広島県福山市松浜町2-1-10)/アルセ(広島県福山市沖野上町5-30-26)/まなびの館ローズコム(広島県福山市霞町1-10-1)
定員:3,000名(3日間延べ人数)
参加費:(12・13日同時申し込み)15,000円/(12日または13日のみ)10,000円

なお11月11・13日の「市民公開講座」は無料、11月11日の「大会プレセミナー」は別途費用が必要。

▼外部リンク
第15回日本通所ケア研究大会・第12回認知症ケア研修会in福山


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