認知症予防や治療にも 『脳活バランサーCloud施設バージョン』

2016年10月27日

認知機能を5つに大別

内閣府の革新的研究開発推進プログラムを担う株式会社トータルブレインケアは、認知機能のアセスメントとトレーニングシステムを包括したクラウドサービス『脳活バランサーCloud施設バージョン』を発表し、有料老人ホームや特別養護老人ホームへの提供する意向を示している。

これまで大学などの研究機関において監修・実証されてきた「認知症の予防・改善」ツールである同サービスは、「見当識・注意力・記憶力・計画力・空間認識力」の5つに人の認知機能を大別した測定能力がポイントだ。

人数制限の心配もなし

「認知症対策」という事の性格上、マイナスのムードが漂ってしまいがちな認知症ケアの現場を、楽しく取り組んで持続性を追求するために開発された面もあるのがこの『脳活バランサーCloud施設バージョン』だ。

クラウドを利用して行う認知症ケアらしく、人数制限などに配慮せずともその場に最適なトレーニング環境を構築することができ、加えて低コストとスケジュール短縮にも寄与できる利点を併せもっている。

認知症の早期発見および治療にも役立てられる『脳活バランサーCloud施設バージョン』は、患者が自ら血圧計感覚で利用できるツールとしても活用されることが期待されている。

(画像はプレスリリースより)

▼外部リンク
トータルブレインケア プレスリリース


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