神奈川県3施設目となる介護ロボット普及推進協定締結

2016年10月29日

ジャパンメディカルアライアンスと協定締結

ロボットを活かし用いる場を公開するため、公開事業所として社会医療法人ジャパンメディカルアライアンスと、介護ロボット普及推進センター事業に関する協定を結ぶと、神奈川県が発表した。

医療及び介護分野での介護ロボットの普及を目指して

現在、医療現場や介護現場においてこれに従事する者が不足しており、その理由の1つとして彼ら1人1人に対する過重な勤務状況等が挙げられる。またそうした状況は、現場におけるサービスのクオリティ低下を招きかねない。

こうしたことから神奈川県は、当該分野にて勤務する人々の負担軽減及び現場でのサービス向上を図るため、2014年度より公開事業所にて介護ロボットの活用例を公開してきたのだ。

そして今回、3例目となる公開事業所としてジャパンメディカルアライアンスと、介護ロボット普及推進センター事業に関する協定を結ぶこととしたのである。

これにより、当該企業により運営されている介護老人保健施設アゼリアを公開事業所とし、介護ロボットの使用及びその評価また視察者や見学者の受け入れが行われる。

公開予定ロボットは3種類

当該施設にて公開される介護用ロボットは、リハビリ支援のためのパワーアシストハンドと、日々の見守りのためのシルエット見守りセンサそして認知症リスクの軽減を図る、コグニバイクの3種類予定されている。

とりわけ見守りセンサとコグニバイクについては、前者は認知症により引き起こされる徘徊等に、後者は体を動かしつつ認知トレーニングを行うというデュアルタスクにより、認知症発症の予防を図っていく。

▼外部リンク
「介護ロボット普及推進センター」事業に関する協定を締結します!


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