G7神戸宣言にて認知症への対策について盛り込まれる

2016年9月24日

G7保健相会合にて認知症研究や治療法について盛り込まれる

平成28年9月12日、G7保健相会合にて採択された神戸宣言内にて、認知症分野における早期発見や認知症を抱える人々のQOL改善に向け、研究等を行っていくとされた。

世界規模での高齢化の進展を受けて

現在日本に限らず世界的に人口の高齢化が進展しており、これに伴い様々な社会的問題が浮かび上がっている。

一方、認知症は発症リスクとして加齢によるものが含まれ、現にこの患者が増加したことまた根本的な治療法が未だ確立されていないことから、これに関する研究等の進展が望まれているのだ。

そこでこうした事柄を踏まえ、今回の神戸宣言では認知症における治療法の確立を促すと共に、認知症を抱える者と地域を結び彼らがこれを享受できるような活動を支援していく、この様なことが明記されたのである。

認知症の早期発見からその治療また彼らの介護に当たる人々への支援まで

今回、神戸宣言において認知症に関して盛り込まれた内容としては、これについての研究や治療開発の推進また早い段階での診断による早期支援の開始、そして彼らの介護に当たる人々への支援策や資源の導入等だ。

そして、これらの実施に関して協力していくとしている。

また、今回採択されたこれら行動計画は世界の各国において行われる施策の基本となると、見込まれているのだ。

▼外部リンク
G7神戸保健大臣会合

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