太陽生命、国内初の『認知症予防アプリ』を顧客へ提供
2016年8月18日
スマホアプリ『認知症予防アプリ』提供で合意
T&D保険グループの太陽生命保険株式会社と株式会社InfoDeliverは8月8日、平成28年秋を目途として、認知症の予防をサポートするスマホアプリ『認知症予防アプリ』を「ひまわり認知症治療保険」等の加入者(被保険者)に提供することで合意したと発表した。
厚生労働省によると、認知症を患う人が2025年には700万人に達し、65歳以上のシニア層の約5人に1人が認知症になるとのこと。
また一方、歩行速度の低下と認知症・MCIの発症リスクに関連があることや、運動習慣等の生活改善が認知症のリスク低減につながることなどがわかってきたという。
医学的根拠に基づき歩行速度の変化を継続的に測定・通知
このアプリは、東京都健康長寿医療センター・大渕修一医学博士の研究を受けて開発しており、医学的根拠に基づいて歩行速度の変化を継続的に測定し、認知症・MCI(軽度認知障害)のリスク予兆が発見された場合に本人とその家族に通知する国内初のアプリとのこと。
同社はこれを顧客(被保険者)に提供し、歩行速度の低下を契機に運動習慣等を見直してもらうことで、認知症・MCIの予防をサポートしていくとしている。
なお、「ひまわり認知症治療保険」は太陽生命が提供する医療保険で、認知症により「時間」「場所」「人物」のいずれかの認識ができなくなった時に保障する内容となっていて、入院したり薬を飲んでいる人も加入できるとのこと。
▼外部リンク
株式会社InfoDeliver プレスリリース
「ひまわり認知症治療保険」
【この記事を読んだ方へのおすすめ記事】
- 【PR】治験参加者募集中!もの忘れなどのある高齢者でも、安心して使える睡眠治療薬の提供を目指して
- 10/30(水)「オンラインフレイル予防講座」口腔編を開催(福岡市)
- 認知症予防医/広川慶裕医師の新刊「脳のスペックを最大化する食事」7/20発売
- 認知症予防医/広川慶裕医師の新刊「潜伏期間は20年。今なら間に合う 認知症は自分で防げる!」
- 広川慶裕医師の、認知症予防のことがよく分かる『認トレ®️ベーシック講座』開講!
- 知ると知らないじゃ大違い!民間介護保険って何?
- 酸化ストレスを減らすと認知症予防に!秘密はサプリメント
- ユッキー先生の認知症コラム第92回:あるべき姿の認知症ケア
- 認知症専門医による認知症疾患啓発イベントを開催
- ポイントは食生活にあった。認知機能維持に必要なのは・・・
- 認知症予防は40代から!摂ると差が出る栄養素とは。
- 山口先生のコラム「やさしい家族信託」第17回:Q&A 外出自粛で、認知機能の低下が心配。家族信託、遺言、後見、今できることが知りたい
- 【広川先生監修】5分で分かる認知機能チェック(無料)はこちら
- 認知症は予防できるの?
- 認知症の種類とその詳細はこちら