神戸市国有地を活用しての施設整備のため事業者を募集

2016年8月8日

国有地を生かし介護保険施設等を整備するための事業者を募集

平成28年7月29日、賃料減額等といったメリットを有する国有地を生かしての介護保険施設等整備のため、事業者を募集すると神戸市が発表した。

募集要項の配布は同日に始まっており、同年10月28日まで行われる。

介護離職ゼロを目指す国の動きを受けて

現在日本は高齢化社会にあり、その中でも何らかの疾患を抱える者の多くはその家族に、介護をしてもらうというのが現状だ。そうすると、介護する側の家族は介護とそれまでの仕事とを両立させることが、疾患の進行に伴い難しくなっていきいわゆる介護離職の要因となる。

そしてこれは、認知症を抱える高齢者においても例外ではない。

こうしたことを受け国は、賃料の減額やとりわけ用地の確保が難しい都市部でのその確保を目的に、介護施設等整備を促すため地域に国有地の情報提供を行っており、今回それが神戸市にも近畿財務局より来たのだ。

一方神戸市は、これを受け介護施設整備に貢献すべく平成28年度の国有地を生かした、介護施設整備事業者の募集を行うこととしたのである。

募集日程について

募集日程については、先にあげた募集要項の配布開始日と同日から同年8月10日まで第1会質疑応答があり、同年8月22日から9月2日まで1次申し込み受付がなされる。

また、同年9月5日から9月14日まで第2回質疑受付がなされ、1次申し込みを行った法人に限り同年10月17日から10月28日までの2次申し込み受付に応募が可能だ。

詳しくは外部リンクを参照。

▼関連記事
認知症予防法についてはこちらで紹介

▼外部リンク
平成28年度国有地を活用して介護保険施設等を整備する事業者の募集について


このページの
上へ戻る