越前市 「認知症家族やすらぎ支援事業」を実施中

2016年6月15日

「やすらぎ支援員」が自宅訪問

福井県の越前市が認知症高齢者の家族を支援するための「認知症家族やすらぎ支援事業」を実施している。この支援事業は、同市の研修を修了したボランティアである「やすらぎ支援員」が依頼者宅を訪問し、認知症高齢者の見守りを行ったり、話し相手になったりするというものである。

家族に代わって見守る支援事業

認知症の介護では、その進行度や症状により、認知症当事者から目を離せなくなる場合がある。しかし、介護者である家族にも買い物など、こなさなければならない所要もある。この「認知症家族やすらぎ支援事業」では、少しの間、そんな家族に代わり「やすらぎ支援員」が認知症当事者の見守りを行ってくれる。

また、介護疲れの緩和、認知症の進行を遅らせるための話し相手としてのほか、人間関係が介護保険サービス関連の人のような特定の人とのみになってしまいがちな認知症高齢者に、ほかの人と交流する機会としても、この支援事業を利用できる。

30分あたり100円・週4時間以内

この支援事業を利用できるのは同市内に住む約60歳以上の認知症の人で、介護保険の認定で要支援1から2、または要介護1から2の人、そして市長が同程度だと認めた場合となっている。

利用料金は30分あたり100円で、週4時間以内。申請方法など、詳しい情報は以下リンク先の越前市ウェブサイトまで。

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▼外部リンク
認知症家族やすらぎ支援事業

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