新刊「新装版 マンガ認知症のある人って、なぜ、よく怒られるんだろう?」

2016年6月10日

「認知症の人」から”認知症”を外して「人」を見て欲しい

実業之日本社は5月14日、北川なつ著「新装版 認知症のある人って、なぜ、よく怒られるんだろう?」を出版した。

同書は、特別養護老人ホームや認知症対応型グーループホームの介護職をしていた著者が、ブログで発表していた短編のマンガをまとめたもの。「認知症」ではなく「その人」を見て欲しい、という思いがこめられた1冊。

内容は、「90歳の恋する乙女」、「見えてるようで見えてない」、「人形その1」、「新装版のためのおまけ:職員いろいろ」など、全21タイトル。

ヒット作の著者による自費出版本を新装

著者は、特別養護老人ホームやグループホームでの勤務経験をもとに、フィクションのカラー漫画をブログに発表。それらを加筆修正したものに描き下ろし漫画を加え、2012年に「マンガ認知症のある人って、なぜ、よく怒られるんだろう?」を自費出版。

今回の新刊は、それを新装版としてあらたに出版したもの。

著者はこの他に「犬がとなりにいるだけで」や「心がすっと軽くなる ボケた家族の愛しかた」の著書がある。

オールカラー、176ページ。価格は1,200円プラス税。

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